こんにちは、ナカムです。
本日は｢Ethereum レイヤー2のL2 BEATとL2 Feesのサイト｣を解説します。
本記事で分かること
• Ethereumのレイヤー2とは？
• ｢L2 BEAT｣ ｢L2 Fess｣はどのようなサイト？
はじめに、レイヤー2を学んでいきます。とはいえ、｢L2 BEAT｣ ｢L2 Fees｣のサイトを先に知りたい方は飛ばし読みでOKです。
L2 BEAT：https://l2beat.com/scaling/summary
L2 Fees：https://l2fees.info/
□Ethereumのレイヤー2とは？
Ethereumのレイヤー2とは、イーサリアムのスケーリングソリューションの総称で、イーサリアムを拡張し、イーサリアムのセキュリティ保証がある別個のブロックチェーンです。レイヤー2は、レイヤー1である通常のブロックチェーンネットワークのスケーラビリティ問題を解決するために代用となるチェーンのことを指します。例えば、ロールアップは現在、イーサリアムのスケーリングにおけるレイヤー2の優先ソリューションです。ロールアップを使用することで、ユーザーはレイヤー1と比較して、ガス料金を削減することができます。
参照：Ethereum
次は、｢L2 BEAT｣ ｢L2 Fees｣をそれぞれ見ていきます。
□L2 BEAT
L2 BEATは、Ethereumのレイヤー2スケーリングに関する分析と研究を行っているウェブサイトです。Ethereumのレイヤー2システムを比較し、ユーザーに教育することに専念しており、L2 BEATの狭義の定義に合致するプロジェクトのみをリストアップしています。Active projects TVLランキングを見るこで、どのチェーンが活発なのか？分析に役立ちます。
※スケーリングとは、システムやプログラムなどの処理能力を、要求される処理量に合わせて増強したり縮減したりすることを指します。
参照：スケーリング
L2 BEAT：https://l2beat.com/scaling/summary
2023/8/1 現在のActive projects TVLランキング
□L2 Fees
L2 Feesは、Ethereumのレイヤー2の手数料を比較するためのサイトです。L2 Feesは、レイヤー2の手数料を比較することで、ユーザーが最も安い手数料を支払ってトランザクションを実行できるようにします。L2 Feesは、ロールアップとオフチェーンスケーリングの両方に対応している。
例えば、Ethereumのレイヤー2スケーリングは、Ethereumのレイヤー1が高価であるため、レイヤー2を使用するための費用がどれくらいかを｢L2 Fees｣のサイトで調べることができます。
L2 Fees：https://l2fees.info/
2023/8/1 現在のL2料金
□Ethereum レイヤー2の｢L2 BEAT｣ ｢L2 Fees｣まとめ
最後に｢Ethereum レイヤー2とL2 BEAT、L2 Fees｣の要点をまとめます。
• Ethereumのレイヤー2とは、レイヤー1と比較して、ガス料金を削減することができる
• L2 BEATは、レイヤー2のActive projects TVLを調べるのに役立つ
• L2 Feesは、レイヤー2料金をを調べるのに役立つ
上記のとおりで、ユーザーはEthereumのレイヤー2を使うことでレイヤー1と比較して、ガス料金を削減することができます。
L2 BEATは、Active projects TVLランキングを見るこで、どのチェーンが活発なのか？分析に役立ちます。活発なチェーンは、盛り上がっているのでdApp、DeFiの場所が増え続けます。その先には、お金もたくさん動くという循環が生まれる。
L2 Feesは、レイヤー2手数料を比較するために役立ちます。レイヤー2を使用するための費用がどれくらいかをサイトで調べることができる。
ということで、Ethereum レイヤー2の｢L2 BEAT｣ ｢L2 Fees｣のサイトを上手く活用してくださいね。
本日は、以上です。
それでは、また。
L2 BEAT：https://l2beat.com/scaling/summary
L2 Fess：https://l2fees.info/
