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暗号資産・NFTを守るハードウェアウォレット「Ledger」を解説

2023年3月11日

こんにちは、ナカムです。

本日は「ハードウェアウォレットを提供しているLedger」について解説します。

本記事で分かること

•  Ledgerとは?

•  MetaMaskのウォレットとは何が違うの?

※本ページはプロモーションが含まれています。

はじめに、Ledgerとは2021年頃から日本でも利用が増えてきているハードウェアウォレットです。

Ledgerについて詳しく見ていきましょう。

 

公式サイト:Ledger

Twitter:https://twitter.com/Ledger

 

□Ledgerとは?

Ledgerは、特殊な独自技術を活用し、個人や企業向けに暗号資産のセキュリティやインフラソリューション、ブロックチェーンアプリケーションを開発する企業です。

フランスの単純型株式会社であるLedger(資本金1,224,265ユーロ、登記上の本社所在地:1, rue du Mail, 75002 Paris、Paris Trade and Companies Register登録番号:529 991 119、域内VAT番号:FR03529991119)が、CEOであるPascal Gauthierの責任のもと公開しています。

参照

 

次は、Ledgerの歴史、企業理念、独自の技術、セキュアチップについて見ていきます。

 

○歴史

起業家などのさまざまななバックグラウンドを持つ8人の専門家によって2014年に立ち上げられました。

ブロックチェーンアプリケーションを作成するという信念を共有し、Ledger SASと子会社は、パリ、ヴィエルゾン、ニューヨーク、チューリッヒ、シンガポールに支店を持ち、従業員は800人を超えています。

 

○企業理念

Ledgerが目指すのは、全く新しい革新的な暗号資産の保護です。具体的には、暗号資産やICO (新規コイン公開) などの金融資産、センサーやIoT (モノのインターネット) デバイス、マシンツーマシンなどのデータ資産、二段階認証やパスワードレスログインといったデジタルアイデンティティなどが含まれています。

 

○独自の技術

BOLOSと呼ばれる独自のオペレーティングシステム (OS) はを通して、Ledgerウォレット製品のセキュアチップや、さまざまなエンタープライズソリューションのためのハードウェアセキュリティモジュール (HSM) に統合されています。

これまでのところ、Ledgerはこの技術を提供する唯一の企業となっています。

 

○セキュアチップとは?

セキュアチップとは、認証済みのアプリケーションや人が設定したルールとセキュリティ要件に従って、アプリケーションやデータを安全に保護できる耐タンパー性を備えたプラットフォームです。

参照

 

Ledger Origin Story

 

□Ledger Nanoは公式ストア

結論:購入は公式ストアのフランス本社から買うこと 

購入先は、結論の通りです。

Ledger公式サイト(フランス本社)

※ネットでは、偽物サイトが横行しているので間違っても他のサイトに入らないように注意が必要です。

※中古品もセキュリティの観点からおすすめはしないです。

※支払いは、クレジットカード、PayPalから購入が可能です。

 

Ledger Nanoは、信頼あるフランス本社から購入するのが1番おすすめです。

Ledger公式サイト

•  Ledgerはフランスに本社を構える会社です。

•  実際に購入をしましたが販売をしているWEBサイトでは、日本語に対応しているので問題なく購入できました。

次は、さまざまな暗号ウォレットの基本について学んでいきます。

ハッカーから大切な資産を守るリスクをためにもぜひとも覚えておきましょう。

 

□LedgerLiveアプリ

Ledger Liveアプリは、スマホ、タブレット、パソコンから利用でき、暗号資産とNFTの管理機能を備えています。それぞれ次のことを行うことができます。

暗号資産

•  保有数表示

•  送受信

•  売買

•  レンディング

•  ステーキング

 

NFT

•  保有数表示

•  送受信

 

□ウォレットの「基本」を理解する

前提として、最初にウォレットの基本を理解する必要がります。

MetaMaskとLedgerのウォレットを比較して分かりやすく解説していきます。

 

種類

•  ホットウォレット:MetaMask

•  コールドウォレット:Ledger

費用

•  ホットウォレット:無料

•  コールドウォレット:有料

利便性

•  ホットウォレット:利便性は高い

•  コールドウォレット:利便性は低い

安全性

•  ホットウォレット:安全性は低い

•  コールドウォレット:安全性は高い

ハッカーによる攻撃

•  ホットウォレット:受けやすい

•  コールドウォレット:受けにくい

イメージ

•  ホットウォレット:財布

•  コールドウォレット:金庫

ウォレットの中身は以上です。少し理解が深まったところで、もう少し学んでいきましょう

 

□ホットウォレットとコールドウォレットの学び

ウォレット別の中身を分かりやすくまとめたので、解説します。

ホットウォレットの学び

•  ネットがあれば、どこの国でも使える

•  暗号資産をオンラインで保管する

•  簡単で便利

•  セキュリティが低い

コールドウォレットの学び

•  基本、ネット接続をしない

•  暗号資産をオフラインで保管する

•  利便性が低いので不便

•  セキュリティが高い

簡単にまとめると、ホットウォレットはオンラインに繋がっているので便利ですがセキュリティ低いです。

コールドウォレットはネットに繋がっていないので利便性が低くてセキュリティが高いです。

MetaMaskは、スマホのアプリやパソコンの拡張を通して、セットアップが簡単にできる人気の無料ウォレットです。

MetaMaskと比べてLedgerのウォレットは有料なので、購入を迷う方もおられます。

どちらのウォレットがいいのかを判断すると、「使い方の利便性を取るのか?セキュリティを高めるのか?」選択が必要です。

 

結論:Ledgerのウォレットを購入して大切な資産を守る

 

Twitterのタイムラインで、「ウォレットに入っていたNFTを盗まれた!」 「URLにウォレットを接続したら勝手にNFTが転送されていた!」というのをよく拝見します。

これは、ハッカーがフィッシングサイト、スパムURLに転送させるプログラムを組み込んでいるからです。

※ハッカーはすべての人が悪いわけではなく、ホワイトハッカーと呼ばれるプログラムの抜け道を見つけながら安全性の改善を進めている方もいます。

 

ハッキングの手口と対策については、こちらの「【大切】NFTハッキングの手口とは?資産を守るための対処方法9選」を参考にして頂けると分かりやすいです。

 

再度、お伝えしますが大切な資産を守る上で、ウォレットのセキュリティを上げなければ、何かあったときに後悔します。

MetaMaskなどのホットウォレットのみしか利用されていない方は、後悔しないためにもネットと遮断しているハードウェアウォレットの活用をおすすめします。

次は、Ledgerのウォレットをいくつか紹介します。

 

□Ledgerウォレット

Ledgerの中でもメインとなるハードウェアウォレットは、「Ledger Nano S PLUS」「Ledger Nano X」 の2種類です。

出典:Ledger

※公式サイトは、日本語の切り替えができます。

2つの主なモデルの違いは、「Bluetooth」 の接続があるかです。「Ledger Nano X」にはBluetooth接続があるので、外出中にスマホから暗号資産やNFTを管理したい場合に便利です。

スマホに「Ledger Live」のアプリをダウンロードした後に、「Ledger Nano X」を接続すると下記のように暗号資産とNFTの管理ができます。

暗号資産

NFT

※補足として、NFTの送信はAppleのApp Storeにより利用できるかどうか変わります。パソコンを使った送信は確実にできます。

 

Ledger Liveの暗号資産 & NFTアプリは、こちらからスマホでダウンロードできるので活用してくださいね。

Ledger Live: 暗号資産 & NFTアプリ

Ledger Live: 暗号資産 & NFTアプリ

Ledger SAS無料posted withアプリーチ

 

それぞれのハードウェア仕様は、次の通りです。

□ハードウェア仕様

 Nano S PLUS  Nano X
価格 12,499円 23,999円
容量 最大100 最大100
ストレージ 1.5MB 2MB
サイズ(mm) 62.39×17.4×8.24 72×18.6×11.75
重さ(g) 21 34
スクリーン解像度 128×64 px 128×64 px
接続 USB-C USB-C
Ledger Liveアプリ (NFTs) EthereumとPolygonのNFT EthereumとPolygonのNFT
Bluetooth - LedgerLiveMobile
バッテリー - 8時間

※容量はアプリのサイズによって異なります。

※Nano Xのバッテリーはスタンバイモードで8時間。

 

もう一つの種類として、次世代Web3 デバイス「Ledger Stax」というハードウェアウォレットがあります。

 

□Ledger Staxとは?

Ledger Staxは、「E Ink2 曲面タッチスクリーン」を採用し、前面を3.7インチの画面でカバーしています。

スクリーンの周りには、湾曲した表示からユーザーが選択したアートワークの詳細が表示され、全体を一望できるハードウェアウォレットです。

電源が入っていない状態でもお気に入りのNFTアートがLedger Staxの画面に表示される。

Ledger Staxの機能は、他のLedgerと基本的に同様です。さまざまな暗号通貨や暗号取引に必要な暗号化キー(秘密の鍵)を保管します。

 

○E Ink(電気泳動方式)曲面タッチスクリーン

出典:Ledger Stax

クレジットカード5枚程度の厚さで手のひらサイズの湾曲したE Ink タッチスクリーンを搭載し、操作や持ち運びに便利です。

具体的には、タッチスクリーン搭載の400 x 672 ピクセル解像度と 16 階調のグレーを備えた 3.7インチのデバイスです。

 

ハードウェア仕様は次の通りになります。

□ハードウェア仕様

Ledger Stax
仕上げ アルミニウムとプラスチック、埋め込まれた磁石
カラー ブラック
寸法 85mm x 54mm x 6mm(クレジットカードサイズ)
重量 45.2g
ディスプレイ 白黒のE Ink 湾曲型タッチスクリーン
スクリーンタイプ E Ink
画面サイズ 3.7インチ
解像度 400x672 px
画面色 16階調グレー
セキュアエレメントチップ ST33K1M5
チップ認証 CC EAL5+
接続 Bluetooth 5.2対応、USBタイプC
パワー&バッテリー 200mAhの充電式リチウムイオンバッテリー内臓
ワイヤレス充電 Qi充電

 

Ledger Stax」と「Ledger Nano X」の比較としては、タッチスクリーンがあるかどうかです。ハードウェアウォレット単体で管理ができるので、すごく楽です。

□Ledger StaxとNano Xの比較

出典:Ledger Stax

Stax  Nano X
価格 39,997円 23,999円
Ledger Liveアプリ (コイン) 500種類以上のコイン 500種類以上のコイン
サイズ(mm) 85×54×6 72×18.6×11.75
重さ(g) 45.2 34
解像度 400×672 px 128×64 px
接続 USB-C USB-C
Bluetooth Ledger Live Mobile Ledger Live Mobile
Ledger Liveアプリ (NFTs) EthereumとPolygonのNFT EthereumとPolygonのNFT
バッテリー フル充電かつ未使用状態では数ヶ月間バッテリー長持ち 8時間

 

□ハードウェアウォレットを提供しているLedgerまとめ

まとめとして最後に「Ledger」のポイントを見ていきます。

•  Ledgerは、特殊な独自技術を活用し、個人や企業向けに暗号資産のセキュリティやインフラソリューション、ブロックチェーンアプリケーションを開発する企業です。

ポイントは上記の通りです。Ledgerは、ハードウェアウォレットという分野で全く新しい革新的な暗号資産の保護を目指しています。

大切な暗号資産、NFTを守るためにもネットと遮断しているLedgerウォレットの活用で、盗難リスクを下げます。

さまざまな種類があるので購入するときに迷ったときは、Bluetoothの接続ができる「Ledger Nano X」をおすすめします。

タッチスクリーンの「Ledger Stax」もNFTを表示させることが可能なので、ワクワクするハードウェアウォレットです。

最後になりますが安全に管理できるLedgerのウォレットをぜひとも利用してくださいね!

 

公式サイト:Ledger

Twitter:https://twitter.com/Ledger

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