Crypto

Avalanche「Core Wallet」モバイル版の作成方法を解説

2023年5月5日

こんにちは、ナカムです。

本日は「Core Wallet モバイル版の作成方法」を解説します。

本記事で分かる内容

•  Core Walletとは?

•  Core Wallet モバイル版の特徴とは?

•  モバイル版を作成する方法とは?

レイヤー1のAvalanche(アバランチ)は、スマホアプリで利用できる「Core Wallet」モバイル版を無料で提供してます。

ブラウザ拡張機能と直接同期し、Avalancheのブリッジ、スワップ、サブネットなどを直接提供。

※今回は、iOS版の解説になります。Android版も提供しているので使っているスマホに合わせてアプリをダウンロードしてください。

※モバイル版は、Chromeの拡張と同期します。

 

□Core Walletを使う理由

Core Walletを使う理由は次のとおりです。

•  BitcoinとEthereumを売らずにAvalancheのDeFi(分散型金融)で運用する

•  BTCをAvalancheの「BTC.b」へブリッジが可能

•  ETHをAvalancheの「WETH.e」へブリッジが可能

DeFiについては、こちらの「ブロックチェーン上のDeFiとは?分散型ファイナンスの基礎」を参考にしてください。

なお、Trader JoeでAvalancheの運用ができます。

BTC.bのブリッジについては、「Core WalletでBitcoinをAvalancheの「BTC.b」へブリッジする方法」を参考にしてください。

 

Core:公式サイト

Core:Twitter

Mobile App iOS:App Store

Mobile App Android:Google Play

Chrome:拡張

Core:ヘルプセンター

Avalanche:Discord

Avalanche:Telegram

 

 

はじめに「Core Wallet」モバイル版の中身を見ていきます。

 

□Core Wallet

出典:Avalanche

Core Walletは、Ava Labsが提供している暗号ウォレットです。

Avalanche上のスワップ、ブリッジ、プール、レンディング、ステーキング、暗号資産ウォッチ、NFTマーケットプレスを利用できる。

一番の特徴はBitcoin、Ethereumを売らずにAvalancheへブリッジし、DeFi(分散型金融)の中で運用ができること。

 

○Core Wallet モバイル版の特徴

出典:Avalanche

Core Wallet モバイル版の特徴は、スワップ、ブリッジ、暗号資産の価格チェック、NFTの表示、アドレス保存など、一通りの機能が使える。

特徴をまとめると次のとおりになります。

•  スワップ:Avalanche、Bitcoin、Ethereumのトークンをスワップ

•  ブリッジ:Bitcoin(BTC)、Ethereum(ETH)のトークンをAvalancheへブリッジ

•  ウォッチリスト:暗号資産の価格をウォッチ

•  NFTギャラリー:NFTの管理、表示

•  アドレスブック:よく利用するアドレスを保存

特徴の中でもメインになるのがBitcoin、EthereumをAvalancheのトークンにブリッジすることです。

Core Walletは、BTC→「BTC.b」へブリッジとETH→「WETH.e」へブリッジできる便利な機能を備えています。

 

○「BTC.b」へブリッジ

BitcoinからAvalancheの「BTC.b」へブリッジが可能です。

BTC.bはBTCと同じ価値があります。

なお、BTC.bをBTCへブリッジすると、BTCに戻ります。

Avalanche参照:BTC.bの「.b」はどういう意味ですか??

 

○「WETH.e」へブリッジ

EthereumからAvalancheの「WETH.e」へブリッジが可能です。

WETH.eは、WETH(ラップド Ethereum)トークンであり、同じ価値があります。

なお、WETH.eをETHへブリッジすると、ETHに戻ります。

Avalanche参照;WETH.eとは?

 

○Bitcoin(BTC)の送受信について注意点

注意点として、Core WalletのBitcoin送受信は、BTC(SegWit)ネットワークの「bc1○○」というウォレットアドレスです。

バイナンス:Segregated Witness (SegWit) の初心者向けガイド

bitFlyer:SegWit

BTC(SegWit)ネットワークに対応している場所は、どこですか?

バイナンスになります。

バイナンスとCore Walletの間で、Bitcoin(BTC)の送受信が可能です。

バイナンスがBitcoin(BTC)SegWit入金をサポート

 

次はモバイル版を作成する方法を解説します。

 

□Core Walletのモバイル版を作成する方法

出典:Avalanche

Core Walletの作成方法は次の手順になります。

サクッと2、3分で作成が可能です。

① スマホのiOS版 or Android版をインストール

② 「New Wallet」をクリック

③ 「I Agree」をクリック

④ 24個の「Recovery Phrase」を保存し、「I wrote it down」をクリック

⑤ 「I understand」をクリック

⑥ 保存した「Recovery Phrase」の中から「Select word」を選択し、「Verify Phrase」をクリック

⑦ 好みの番号を6つ入し、「Create Pin」を決める

⑧ 先ほど決めた「Confirm Pin」の番号を6つ入力

⑨ Core Walletのログイン「Face ID」を選択

⑩ 2ヶ所にチェックマークを入れて、「Next」をクリック

⑪ ウォレット作成が完了

 

① スマホのiOS版 or Android版をインストール

※下記の画像はインストール後になります。

 

② 「New Wallet」をクリックします。

 

③ 「I Agree」をクリックします。

 

④ 24個の「Recovery Phrase」を保存し、「I wrote it down」をクリックします。

 

⑤ 「I understand」をクリックします。

 

⑥ 保存した「Recovery Phrase」の中から「Select word」を選択し、「Verify Phrase」をクリックします。

※Select wordを選択すると、まわりが白くなります。

 

⑦ 好みの番号を6つ入し、「Create Pin」を決めます。

 

⑧ 先ほど決めた「Confirm Pin」の番号を6つ入力します。

 

⑨ Core Walletのログイン「Face ID」を選択する

※Face IDの設定が不要な場合は、「Skip」でOKです。Skipを選択した場合は、Core Walletのモバイル版アプリにアクセスするときに「Create Pin」を入力します。

 

⑩ 2ヶ所にチェックマークを入れて、「Next」をクリックします。

 

⑪ ウォレット作成が完了です。

 

□よくある質問Q&A

よくある質問をお答えします。

○Avalancheブリッジのトークン名の後尾にある「,e」は何を意味するのでしょうか?

公式ブリッジ(Core.app/bridge)を使用してEthereumからAvalancheにアセットをブリッジする場合、Avalanche側には「.e」の表示付きでrアセットが到着することになります。

例えば、(Ethereumから)WETHをブリッジ経由でAvalancheネットワークに送ると、WETH.eとして表示されます。

なお「.e」表示のトークンを送り返すと、逆にWETH.eがWETHになります。

参照:ヘルプセンター

 

○Core Extenstionとは?

Coreは、Avalancheエコシステムのための無料の非カストディアルのブラウザ拡張機能です。

Coreのウォレット、ブリッジ、サブネット、dAppsなどが組み合わされたWeb3オペレーティングシステムです。

主な特徴

•  ハードウェアウォレットのLedgerに対応。

•  ポートフォリオ、トークン・アドレスを追加したり、ネットワークを切り替えることなく、すべてのトークンとNFTを表示するダッシュボード。

•  ブリッジング。 Avalanche Bridgeと同じ信頼できるテクノロジーを使用したネイティブERC-20およびBTCブリッジング。

•  ウォレットから直接、数百のトークンをスワップ(ParaSwapを利用)。

•  購入するウォレットから直接AVAXを購入(MoonPayを利用)。

•  アドレスブック:よく使うアドレスを保存。

•  アカウント切り替え :同じリカバリーフレーズを使って複数のアドレスを作成、管理できる。

参照:ヘルプセンター

 

□Core Wallet モバイル版の中身と作成方法まとめ

最後にCore Wallet モバイル版の中身と作成方法について要点をまとめます。

•  BTCをAvalancheの「BTC.b」へブリッジができる

•  ETHをAvalancheの「WETH.e」へブリッジができる

•  Core Wallet モバイル版は2、3分で作成ができる

Core Walletの特徴はBitcoin、EthereumをAvalancheへブリッジし、DeFi(分散型金融)の中で運用ができる。

なお、Trader Joeでプール、ファーム、レンディング、ステーキングの運用ができます。

スワップとブリッジの機能も備えているので活用してください。

モバイル版のウォレットは簡単にサクッと作れるので、Avalancheを利用するときにはぜひとも使ってくださいね。

補足として、Core Wallet モバイル版はChromeの拡張と同期ができます。

本日は以上になります。

 

Core:公式サイト

Core:Twitter

Mobile App iOS:App Store

Mobile App Android:Google Play

Chrome:拡張

Core:ヘルプセンター

Avalanche:Discord

Avalanche:Telegram

スポンサーリンク

^

-Crypto