こちらでは、OpenSeaのトランザクション用語について解説します。
トランザクションとは?
IT用語の一つとして使われている言葉です。
簡単にいうと、「複数の処理を一つにまとめたもの」です。
トランザクションの詳しい内容
ETH(イーサリアム)の「送金」「ブリッジ」「NFT購入」「NFT出品」などのスマートコントラクト実行をブロックチェーン上で処理された取引データが記載された情報です。
銀行の処理から例を出してみますね。
1. Aさんの口座から5,000円分を差し引き、残高15,000円ー5,000円=10,000円に処理する。
2. Bさんの口座へ5,000円プラスし、残高20,000円+5,000円=25,000円に処理する。
例えば、この処理を2つに分離するとします。
処理をそれぞれ別の「トランザクション」として独立処理した場合に、「1. 」の処理がうまくいって、「2.」の処理が何かの形で失敗する。
Aさんの口座残高は5,000円に減っている一方で、Bさんの口座は20,000円のままで、Aさんの5,000円が「消失」してしまいます。
トランザクションを使うことで、「1.」「2.」の処理をまとめて「1つの処理」として扱うことにより、仮に「1.」の処理がうまく進み、「2.」の処理がうまくいかなかったとしても、「1つの処理」として失敗したことになります。
つまり、最初から「なかったこと」にすることでAさんの5.000円が消失してしまうことを避けることができるわけです。
結論としては、トランザクション=複数のまとめた「1つの処理」を指すことですね。
OpenSeaでは、複数の処理を行うためにガス代として手数料が発生する理由は、このためです。
また、OpenSeaでブロックチェーンのイーサリアム( ETH)で販売したことがない場合は、アカウント初期化料金のガス代を支払う必要があります。