こんにちは、ナカムです。
本日は「Wrapped Bitcoin」を解説します。
本記事で分かる内容
• Wrapped Bitcoinとは?
• Wrapped Bitcoinの使い方
※本ページはプロモーションが含まれています。
はじめに、Wrapped Bitcoinの中身を学んでいきます。
DeFiのサービスを触っていると「WBTC」という言葉をよく見かけます。ということは、DeFiと関係性がすごく強いのが分かりますね。Wrapped Bitcoinは長いので、「WBTC」という言葉で進めていきます。
Wrapped Bitcoin=WBTC
Wrapped Bitcoinの読み方は「ラップビットコイン」です。
□WBTCとは何ですか?
簡単にいうと次の通りです。
• WBTCはビットコインを表すイーサリアムのERC-20トークンです
• WBTCは1:1で「WBTC←→BTC」に交換できます
• WBTCはイーサリアム上のDeFiサービスで貸し出しができます
上記の通り、WBTCはビットコインを表すERC-20トークンをイーサリアム上のDeFiで運用ができるように開発された技術です。WBTCの主な目的はイーサリアムウォレット、分散型アプリケーション、スマートコントラクトを世界へ統合することです。
□そもそもの話し、ビットコインとは何でしょうか?
ビットコインは、最も有名な暗号資産です。2008年10月に「サトシナカモト」という人物がインターネット上に投稿した論文によって提唱されました。それから2009年1月にビットコインを実現するためのソフトウェアがオープンソースで開発され、公開されました。仲介者を必要とせずP2P(Peer to peer)で「人から人へ、送受信の取引ができる」という革新的な技術です。
ビットコインは仲介者を必要としないブロックチェーンの技術として生み出されました。その後、ブロックチェーンのイーサリアムスマートコントラクトを使ったDeFiが開発され、暗号資産のエコシステムが広がりを続けています。
ビットコインに話しを戻すと、資産性がある「ビットコインも何かに使わないともったいない」ですよね?そこで、イーサリアムのDeFiエコシステムで使用するという流れが起きました。それが、ERC-20トークンを交換した「WBTC」です。世界中のDeFiにビットコインという価値と流動性をもたらすことで、ERC-20トークンを含めた両方の長所を引き出しています。
□WBTCの活用例
WBTCは、ERC-20の規格を持ったトークンです。次のような活用ができるので紹介します。
活用
• 融資
• 借入
• トークンスワップ
• ファーム
• 流動性プール
場所
• Maker DAO
• Aave
• Compound
• Balancer
• Uniswap
• Kyber
上記の通りWBTCはさまざまなサービスで活用ができます。そして、DeFiのサービスでは、主に「レンディング」というのを使う人達が多いです。レンディングを簡単にいうと、保有しているWBTCを分散型取引所に貸し出すだけで利息を受け取るサービスです。
さらに、貸し出したWBTCを担保にしてステーブルコインを借り入れし、流動性プールを使いながら利益を出すことが可能になっています。つまり、WBTCは二重の利益を生み出すことができるERC-20トークンです。
DeFiについてもう少し仕組みを知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
□WBTCを手に入れる方法
WBTCを手に入れる方法について解説します。手に入れる方法は次の通りになりますので参考にしてくださいね。
WBTCはERC-20トークンです。「Uniswap」「Kyber」などの分散型取引所(DEX)を利用してスワップできます。
Uniswapで好みの暗号資産からWBTCにスワップします。
Kyberで好みの暗号資産からWBTCにスワップします。
BTCをWBTCに交換した場合は、Atomic Walletのプラットフォームを利用できます。
バイナンスのConvertを使ってWBTCに交換します。
□WBTCを使った運用
手に入れたWBTCは次のような運用が可能です。Maker DAOのレンディングサービスに貸し出しを行うことで利息が発生します。貸し出したWBTCを担保としてDAIを借りて流動性プールの運用も可能です。
DeFiでは、BTCを売らずにERC-20トークンのWBTCを活用しながら二重の利益を生み出すことができる運用方法になります。
□Wrapped Bitcoin(WBTC)とは?まとめ
最後に内容の要点をまとめます。
• WBTCはビットコインを表すイーサリアムのERC-20トークンです
• WBTCは1:1で「WBTC←→BTC」に交換できます
• WBTCはイーサリアム上のDeFiサービスで貸し出しができます
• WBTCは貸し出したあとに担保として他の暗号資産を借りることができます
上記の通りでWBTCは、保有しているBTCをWBTCに交換することで資産の運用が可能になっているERC-20トークンです。BTCを売らずに資産運用ができるDeFiをぜひとも使ってみてくださいね。まずは国内の取引所「コインチェック」でビットコインの購入を始めてみましょう。
未来の暗号資産はWBTCを含めた使用方法だけではなく、ブロックチェーンの技術を活かした「レゴブロック」のエコシステムを広げる開発です。そして、分散型金融といわれているDeFiの成長と経済圏の構築です。
今回の解説は以上です。
それではビットコインの資産運用を楽しみましょう。