こんにちは、ナカムです。
本日は「JPYCからpolygonを手に入れる」を解説します。
本記事で分かる内容
• polygonを手に入れるとは?
• ガス代が安い方法でpolygonを手に入れる方法とは?
※本ページはプロモーションが含まれています。
早速、polygonについて次のような悩みをよく聞きます。
polygonチェーンのNFTを購入したいのに、イーサリアムからpolygonへブリッジするとガス代がかなり取られる…
このような悩みの方は多いと思います。
ガス代を安く済ませながらpolygonを手に入れる方法について解説しますね。
その前に、イーサリアムとpolygonの違いについて学んでいきます。
□イーサリアムとpolygonの違い
まず前提として、NFTはざっくり2つのチェーンがあります。
• イーサリアム(ETH)
• polygon(ETH)
実は、どちらも「ETH」チェーンなのです。
イーサリアムとpolygonは全くの別物と認識をして下さるといいですね。
OpenSeaではイーサリアム(ETH)とpolygon(ETH)のチェーンを扱っています。
表面上は同じ ETHですが 全くの別物です。
polygon( ETH)を取引所へ直接送金するとGOXするので注意が必要ですね。
詳しくは下記を参照。
□Matic Network追加とpolygon( ETH)表示を追加
始めに、MetaMaskのウォレット
OpenSeaでブロックチェーンpolygon( ETH)のNFT作品を売買する場合は、MetaMaskのウォレットに「トークン追加」しないと表示されません。
また、Matic Networkを追加しないと「MATIC」も表示されませんので必須です。
場合によっては、「MATIC」が必要になるので追加の設定が必要です。
手順は次の通りになります。
step.1
MetaMaskのウォレットのネットワークにMaticを追加する
step.2
追加したMatic Networkにpolygon( ETH)を表示させる
step.3
Maticを表示させる
完了
○MATICのネットワーク追加方法
MATICのネットワーク追加を具体的に解説します。
1. MetaMaskの三本線(メニュー)をクリックする。
2. 「設定」画面からネットワークをクリックする。(Chromeでは、カスタムRPCをクリックする)
3. ネットワークの追加をクリックする。
4. Matic Networkの詳細を入力する。
ネットワーク | |
ネットワーク名 | Matic Network |
RPC URL | https://polygon-rpc.com |
チェーン ID | 137 |
シンボル | MATIC |
ブロック エクスプローラーの URL | https://polygonscan.com/ |
5. 保存をクリックする。
完了です。
□MetaMaskでpolygon(ETH)を表示する方法
polygon( ETH)をウォレットで表示する方法についてです。
polygon( ETH)をウォレットで表示する方法についてです。
以前は、NFTの売り上げ or スワップしてpolygon( ETH)入手すると、「WETH」と表示されていましたが現在は、「ETH」の表示に変わっています。
方法については次の通りですね。
1. 「トークンの追加」をクリックする。
2. トークンの詳細を入力する。
作業は、「トークン アドレス」へ入力するとあとは自動的に表示されるので、「トークンの追加」をクリックすると完了です。
追加をするコントラクトアドレスは次をコピペです。
0x7ceb23fd6bc0add59e62ac25578270cff1b9f619
これで、Matic Networkの追加とpolygon( ETH)のNFT売り上げ表示が出ます。
□ガス代を安く済ませながらpolygonを手に入れる方法
polygonを手に入れる話しの前に前提として、ここ数年、DeFiとNFTの利用が増えている為、イーサリアム ネットワークのガス代が高くなっています。
逆にMATICの方が安くてお得ですね。
ガス代は主に2つあります。
• イーサリアム ネットワーク:ガス代はETHで支払い
• polygon ネットワーク:ガス代はMATICで支払い
□polygonを手に入れる5つの方法
5つの方法を順番に解説しますね。
※ウォレット、DEX(分散型取引所)の表示は「polygon=WETH」
※それぞれの方法はガス代を考慮してお使いくださいね
○MetaMaskを使ったMATIC→WETH
1つめは、MetaMaskを使ったMATIC→WETHのルートです
①:JPYC→MATIC (QUICKSWAP)or バイナンスでMATICを入手
②:MATIC→WETH(MetaMask)スワップ
MetaMaskのスワップについてはこちらです。
○Uniswapを使ったMATIC→WETH
2つめは、Uniswapを使ったMATIC→WETHのルートです。
①:JPYC→MATIC(QUICKSWAP)or BYBITでMATICを入手
③:MATIC→WETH(Uniswap)
1つめと2つめの方法は、まず始めにMATICをどうにかして手に入れる必要があります。
例えば、国内の取引所コインチェックでXRPを購入し、BYBITへ送った後に、XRPをUSDTに売却します。
売却したUSDTを元にMATICを買う。
もしくは、JPYCから直接、MATICを手に入れる。
方法は、QuickSwapを使ってJPYC→MATICにスワップします。
https://quickswap.exchange/?#/swap
QuickSwapのスワップについてはこちらです。
MATICをMetaMask or Uniswapでスワップしてpolygon(WETH)を手に入れることができます。
Uniswapのスワップについてはこちらです。
また、1つめと2つめの方法はなぜ、わざわざMATICを経由するするのでしょうか?
レートによってMATICを間に挟む方がお得になる場合があります。
ただし、この方法は、スワップすると利確扱いになるので確定申告する時にMATICとpolygonの時価を知る必要があります。
その度にメモする必要があるので利益計算が若干、面倒です。
とはいえ、ガス代が安く済ませることができますね。
○MetaMaskを使ったJPYC→WETH
3つめは、MetaMaskを使ったJPYC→WETHのルートです。
①:JPYCを入手
②:JPYC→WETH(MetaMask)スワップ
JPYCを入手し、MetaMaskでスワップでします。
これが一番、簡単な方法かもしれないですね!
JPYCのスワップについてはこちらです。
○Uniswapを使ったJPYC→WETH
4つめは、JPYC→WETHのルートです。
①:ネットバンク(銀行振込)→JPYC
②:JPYC→WETH(Uniswap)
補足として、現在はpolygon ネットワークがまだ使えないので、イーサリアム ネットワークのスワップとなります。
つまり、イーサリアム ネットワークのETHでガス代を支払うと、そこそこ高い手数料が取られますね。
Uniswapのスワップについてはこちらです。
○Umbriaを使ってETH→WETH
5つ目は、Umbriaを使ったETH→WETHのルートです。
こちらの方法は、ガス代をMATICで支払うので手数料が安く済ませることができます。
公式サイトはこちらです。
Umbriaのスワップについてはこちらです。
○polygon(WETH)を手に入れるまとめ。
楽にpolygonを手に入れるのは、MetaMask内でスワップする方法ですね。
スワップするときのガス代を安く済ませたい場合は、DEX(分散型取引所)でpolygonにスワップする方法です。
ご自身で手に入れやすい方法で試してくださいね!
【OpenseaのNFT購入】
純粋に日本円からpolygonチェーンのNFTを購入する方法。ETHからpolygonスワップをするとガス代がかなり必要です。
数万円程度の場合は、MATIC経由でスワップすると手数料が数十円程度まで抑えられます。
ネットバンク→JPYC→MATIC(QUICKSWAP)→WETH(UNISWAP) pic.twitter.com/9iHLdZGcMY
— nakamu.nft ∞ eth (@nakamu4510) December 30, 2021
逆にpolygon NFTの売り上げを実質、日本円へ受け取る方法です!
先ほどの流れを逆で進めるだけですね。
1つめは、WETH→JPYCのルートです。
①:WETH→JPYC(Uniswap)
補足として、現在はpolygon ネットワークがまだ使えないので、イーサリアム ネットワークのETHを使った支払いスワップとなります。
2つめは、MATICを間に挟む方法です。
①:WETH(Uniswap)→MATIC
②:MATIC(QUICKSWAP)→JPYC
○JPYCからPolygon(Matic)へスワップする方法
JPYCをPolygonへスワップする方法について具体的に解説します。
まずは、JPYCの購入方法から説明しますね。
○JPYCサイトにアクセスし、購入ボタンを押す
1. JPYCのサイトへ入り、赤枠のどちらからの購入します。
○銀行振込or暗号資産で購入を選択
2. 右上のウォレットに接続して支払いを銀行振込or暗号資産を選択する。
次に「同意します」を押す。
○振込人名義を入力
3. お名前(振込人名義)※カタカナで記入をする。
OKを押す。
○購入額(円)を入力
4. 購入額(円)を入力する。
OKを押す。
○メールアドレスを入力
5, メールアドレスを入力する。
OKを押す。
○送金先ネットワークを選択
6. 送金先ネットワークを選択する。
polygon(Matic)メインネットを選択する。
○送金先アドレスを入力
7. 送金先アドレスを入力する。
OKを押す。
○銀行振込をする
8. 銀行振込をして送金されるまで待ちます。
ネットバンクから振込先に入金すると楽なので、個人的には楽天銀行、住信SBI、を使っています。
振込が終われば、JPYCからウォレットに送金されるとメールが届きますので、しばらく待ちましょう。
もし送金が、ない場合は「ヘルプ」→「新規サポートチケット」→「チケットを提出する」から問い合わせをすると、丁寧に対応してくれるので安心ですね。
https://jpyc-support.freshdesk.com/support/tickets/new
振込先はこちらです。
○JPYCの送金確認
9. JPYCの送金を確認する。
MetaMaskで確認する。
MetaMaskで見づらい場合は、Polygo WalletにMetaMaskのPolygonネットワークで接続して入金を確認しましょう。
○ウォレットにJPYCの表示追加
① ETHネットワークからpolygon(MATIC)ネットワークへ切り替えます。
次に「トークンの追加」を押しますね。
② トークン アドレスに「コントラクトアドレス」を入力します。
間違えないためにコピペがいいです。
コントラクトアドレスはこちらですね。
「0x2370f9d504c7a6e775bf6e14b3f12846b594cd53」
JPYCをMATICに変えるには、DEX(分散型取引所)でスワップする必要があります。
有名なDEXのQuickSwapにアクセスします。
https://quickswap.exchange/?#/swap
○QuickSwapでスワップ
① Fromをクリックする。
② Select a TokenにJPYCの「コントラクトアドレス」を入力する。
○JPYCのコントラクトアドレス
コントラクトアドレスは次の通りです。
0x6AE7Dfc73E0dDE2aa99ac063DcF7e8A63265108c
入力すると「JPYC」の表示が出るので、Toを「MATIC」に選択しますね。
次にスワップしたい数字を入力して「Approve JPYC』押します。
「Swap」を押します。
ウォレット画面へ移るので「確認」を押します。
ガス代は、スワップする額にもよりますが数万円程度でしたら、gas fee 数円程度ですみますね。
スワップが完了すると、MATICが反映されます。
□Binance(バイナンス)でMaticを買う
ネットバンク→JPYC→MATIC(QuickSwap)→MATIC(Uniswap)→WETHの方法以外も紹介します。
国内の取引所からバイナンスへ仮想通貨(暗号資産)を送って手に入れることが可能です。
国内の取引所コインチェックでETH、XRPなどを購入してバイナンスへ送って現物のMATICを購入する。
または、バイナンスへ仮想通貨(暗号資産)を送ってコンバートする方法もあります。
MATICをpolygonにスワップする方法を解説します。
まず、前提としてスワップするpolygonのウォレット表示は「WETH」ですね。
polygonとWETHは同じだと認識するだけでいいです。
仮想通貨(暗号資産)の世界は表示が混在するので、ややこしいですよね。
polygonだけでも、MATIC、WETHなど様々な呼び名が出てきます…
何回も見ていると、なんとなく慣れてきますのでご安心くださいね!
□MetaMaskを使ってWETHにスワップする方法
MetaMaskを使ってWETHにスワップする方法を解説します。
この方法はガス代が安いかつ、楽な方法でWETHが手に入りますのでおすすめです。
2つの手段を具体的に順次、説明しますね。
※ウォレットの表示は「polygon=WETH」
MetaMaskを使ってMATIC→WETHにスワップする方法です。
この方法は、MATICがMetaMaskに入っていれば、サクッとWETHにスワップができますね。
①MATICを押します。
②スワップを押します。
③スワップ先を「ETH」選択します。
検索でETHと打ち込むと出てきますのでこちらの方が早く表示できます。
そして、なぜか「ETH」の表示なんですね…
ちゃんと、スワップされるのでご安心くださいね!
④数量とガス代を確認して「スワップ」を押します。
これで完了です。
JPYC→WETHにスワップする方法です。
この方法は、JPYCがMetaMaskに入っていれば、サクッとWETHにスワップができますね。
しかもガス代はMATICなので安いです。
①JPYCを押します。
②スワップを押す。
③トークンの検索で「ETH」と入力する。
④スワップ額を入力する。
⑤スワップをスライドする。
これで完了です。
□Uniswap(ユニスワップ)を使ってJPYC→WETHにスワップする方法
JPYC→WETH(Uniswap)にスワップする方法を解説します。
Uniswapは、DEX(分散型取引所)の中でも有名な場所です。
https://app.uniswap.org/#/swap
※ウォレットの表示は「polygon=WETH」
補足として、現在はpolygonネットワークがまだ使えないので、イーサリアム ネットワークのスワップとなります。
つまり、ガス代がそこそこ取られます。
上をJPYCに設定してスワップ先をWETH選びます。
あとは、数量を入力後にスワップします。
手に入れたMATICをWETHにスワップする方法について解説します。
① MATICからWETHへと選択する。
スワップしたい数字を入力する。
全ての場合は、MAXを押しますね。
② 数字の入力が終われば「スワップ」を押します。
③ ウォレット画面へ移るので確認を押します。
ガス代は、スワップする額にもよりますが数万円程度でしたら、JPYC→MATICと同じく、gas fee 数円程度ですみますね。
ETH→WETH(Umbria)にスワップする方法を解説します。
Umbriaは、メタマスク内でETH→WETHにスワップするよりもガス代が節約できます。
Umbriaは、DEX(分散型取引所)です。
NFTのpolygonチェーン使ったプロジェクトを連携を進めている場所ですね。
公式サイト:https://umbria.network
Twitter:https://twitter.com/@NetworkUmbria
それでは手順を説明していきます。
① 左下の「ブリッジアセット」をクリックする。
②「ブリッジアセット」をクリックする。
③ ウォレットを「イーサリアムネットワーク」にする。
④ イーサリアムメインネット→ポリゴンメインネットを表示させる。
⑤ 指定数を入力する。
⑥「送信(メタマスク)」
⑦ スワップの数量とガス代を確認する。
⑧「送信」をクリックする。
⑨ メタマスクが立ち上がるので数量とガス代を確認する。
⑩「確認」をクリックする。
このときのガス代は2.44ドルですね。
メタマスク内のスワップよりも断然、お得ですね!
□JPYCからpolygon(MATIC)を手に入れる方法まとめ
今回は、ガス代を安く済ませながら「polygon」を手に入れる方法について解説してきましたね。
イーサリアムをポリゴンにブリッジするとガス代が高いです!
最初の頃は、JPYC、MATICをDEXでスワップする作業が不安だと思います。
何回か繰り返していると慣れてくるので、まずは少額からpolygonを手に入れることをおすすめします。
仮想通貨(暗号資産)の世界は手段がとにかくたくさんあります。
ご自身で様々な方法を「探して」「試して」「使ってみて」合う方法を見つけてくださいね!
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NFTについては、こちらの本も勉強になりますのでおすすめですね。