こんにちは、ナカムです。
本日は「スワップとブリッジの違いとは?」を解説します。
本記事で分かる内容
• ブロックチェーン種類の違いとは?
• スワップ(swap)とブリッジ(bridge)の違いとは?
今回の記事では、ブロックチェーンのスワップとブリッジの違いについて解説していきます。
先にブロックチェーンの違いについて学んでいきます。分からないところは、飛ばし読みでOKです。
□ブロックチェーン種類の違いとは?
結論をいいますね。
結論:ブロックチェーンはビットコイン(BTC) or イーサリアム(Ethereum)の技術を使っている。
結論は、上記の通りになります。とはいえ、意味が不明だと思いますので噛み砕いて解説します。
ブロックチェーンについては、こちらを参考にしてくださいね。
世の中には、さまざまなブロックチェーがあります。たとえばPolygon、Solana、Avalancheなどは、イーサリアム(Ethereum)の技術を使っているので、大元は「イーサリアム」です。
とりあえず、頭の中のイメージをこのように感じてもらえるといいです。
□スワップとブリッジの違い
スワップとブリッジの違いについては次の通りです。
• スワップ:同じブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること
• ブリッジ:異なるブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること
スワップとブリッジは、上記の通りですがイメージがあまりつかないですよね。
ゆるい感じで、解説をしていきます。
最初にスワップについてです。
□スワップ(swap)とは?
スワップとは、同じブロックチェーンの中で仮想通貨を交換することです。いわゆるチェーンと呼ばれています。
この、チェーンはめちゃくちゃたくさんあるので馴染みがあるのを紹介します。
• イーサリアムチェーン/ETH
• Polygonチェーン/MATIC
• Solanaチェーン/SOL
• BSC(バイナンススマートチェーン)/BNB
• Avalancheチェーン/AVAX
次は、スワップの例を出してみますね。
イーサリアムチェーンのETHをUSDCにスワップ(交換)すると、「イーサリアムチェーンのUSDC」になります。
• USDC(ETH)
• ガス代の手数料支払いは、「ETH」
PolygonチェーンのPolygon(WETH)をUSDCにスワップ(交換)すると、「PolygonチェーンのUSDC」になります。
• USDC(Polygon/WETH)
• ガス代の手数料支払いは、「MATIC」
SolanaチェーンのSolanaをUSDCにスワップ(交換)すると、「SolanaチェーンのUSDC」になります。
• USDC(Solana)
• ガス代の手数料支払いは、「SOL」
BSC(バイナンススマートチェーン)のBNBをBUSDにスワップ(交換)すると、「BSC(バイナンススマートチェーン)のBUSD」になります。
• BUSD(BSC)
• ガス代の手数料支払いは、「BNB」
AvalancheチェーンのAvalancheをUSDCにスワップ(交換)すると、「AvalancheチェーンのUSDC」になります。
• USDC(Avalanche)
• ガス代の手数料支払いは、「AVAX」
スワップの例については上記の通りです。
なんとなく、イメージはつかめたでしょうか?実際に各チェーンを使ってみると、実感がわかってくるので、さまざまな仮想通貨のスワップをしてみてくださいね。
○DEX(分散型取引所)
スワップは、「DEX(分散型取引所)」を呼ばれる場所で仮想通貨が交換ができます。
今回はDEXの詳しい内容を飛ばすのでこちらの記事「初心者でも簡単に理解ができる暗号資産の分散型取引所(DEX)5選」を時間があるときに読んでみてください。
□ブリッジ(bridge)とは?
ブリッジについて解説します。
スワップとブリッジについて再度、復習です。次の通りになります。
• スワップ:同じブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること
• ブリッジ:異なるブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること
スワップとブリッジは上記の通りです。
○ブロックチェーンブリッジの中身とは?
ブロックチェーンのブリッジは、クロスチェーンブリッジと呼ばれています。
仮想通貨を2つ以上の異なるブロックチェーンに交換して利用できるようにするのがブリッジです。
ブリッジをもう少し分かりやすくたとえると、イーサリアムチェーンからPolygonチェーンに交換することをいいます。
頭の中で、もっと分かりやすいイメージをするならば、イーサリアムのガス代(手数料)は「ETH」で支払います。
Polygonのガス代(手数料)は「MATIC」で支払います。
結論:ブリッジは、ガス代を支払う通貨でイメージを分けるといいです。
技術的な中身でいえば、たとえばブリッジをした場所でイーサリアム→Polygonに交換した場合は、「イーサリアムを保持(ロック)している状態」です。
この、イーサリアムを保持(ロック)する代わりにPolygonが手に入ります。
イーサリアム を持っている状態で、Polygonに交換するためにブリッジのスマートコントラクトによって通貨を保持(ロック)し、イーサリアム 側で同じ量の新しいトークンを生成されて使用できます。
再度、イーサリアム に交換したいときは、新たに生成されたトークンがバーンされることによってスマートコントラクトで保持(ロック)されていたETHのロックが解除されます。
ということは、同時に同じ量の通貨(資産)を利用することはできなくなります。
○ブリッジのデメリット
実は、ブリッジのデメリットもあります。
たとえば、ブリッジの場所がハッカーに攻撃されてイーサリアムが流出すれば、ご自身のイーサリアムも無くなってしまうおそれがあります。
とはえい、ブリッジすることでさまざまなブロックチェーンのNFT、DeFi、サービスが利用できます。
最後にブリッジができる場所について紹介します。
□ブリッジができる場所
いくつか、紹介しますのでお好みで活用してくださいね。
○Umbria Network
イーサリアムとPolygonの間をブリッジする場所は、「Umbria Network」がいいです。
ここは、ガス代が安いのでおすすめです。
公式サイト:https://umbria.network
Twitter:https://twitter.com/@NetworkUmbria
使い方の詳しい内容は、「【ガス代安い】Umbria Networkとは?ポリゴンとイーサリアムの間をブリッジする方法」に解説しているので参考までにです。
○Rango Exchange
Rango Exchangeは、異なるチェーン間をスワップ、ブリッジする場合に最適なルートを見つけてくれるマルチチェーンプラットフォームです。
公式サイト:https://app.rango.exchange/swap/
Twitter:https://twitter.com/RangoExchange
Rango Exchangeを使うことで別のチェーンに何回もスワップする手間が省略できるありがたいサービスです。
使い方については、「超簡単にブリッジ スワップができるRango Exchangeの使い方【クロスチェーン】」を参考にしてくださいね。
□スワップとブリッジの違いとは?まとめ
最後に要約をまとめてみます。
• スワップ:同じブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること
• ブリッジ:異なるブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること
スワップとブリッジについては、上記の通りで違いを少しでも理解しておくとことが大切です。
とはいえ、イメージをつかむまで時間がかかります。なので、とりあず少額から試してみるといいですね。
今回の解説は以上になります。
それでは、また。